2015/03/18

犬の眼のステディカム? 超ローアングルの安定した移動撮影

およそ5センチの低さの超ローアングで安定した移動撮影ができます。

犬の走っている目線? 虫が飛んでいる目線?

ゴリラポッドなどの小型三脚さえ持っていれば、コストはゼロです。

これは、ずいぶん前に作成したステディカムのようなもので撮影した動画です。
海外の方にも見ていただきたいので英語版です。

前回は、ゴリラポッド(Gorillapod SLR-Zoom)、ひも、輪ゴムでステディカムを作りましたが、撮影してみると、細かいゆれが多いことに気づきました。
これは、防振のためと輪ゴムを使ったのがいけなかったように感じ、2回目となるこの動画では、ひもだけで三つの足をつるし、撮影してみました。


            <動画はこの記事の下にあります↓>

ゆれは、前回より少し減っていると思いますが、やはり市販品や本格的にDIYで作っている方より、ダメです。
自作ステディめいたものとしては、末席のあだ花にもならないかもしれません。
ゆれについては、今後も考慮せねばなりません。

利点は、本当にすごい超ローアングルが出来る事、この一点につきます。
地面すれすれだと、とてもスピード感のある映像となります。

台田の杜の竹林で「スターウォーズ・ジェダイの帰還」のまねごともしてみました。

カメラは前回と同じです。
ルミックスGF1とオリンパス9-18mmです。
編集も前回と同じでiMovie'09です。

ゴリラポッドでさかさまに吊るしたカメラの映像を、iMovie'09で180度回転させています。
これに気づいたのが、天啓(?)でしたが、このようなものがステディカムの範疇に入るのか、我ながら、はなはだ疑問があります。
むしろ、車載カメラの分野ではないのか、とも思えてしまいます。
とにかく、これで地面から約5センチから10センチほどの超ローアングルのロングテイクができます。
ただし、これって、人間のPOV(ポイントオブビュー)じゃないんですね。
ネズミか、犬か、そんな動物のPOVになってしまいます。

もしくは、地面すれすれを飛ぶ虫の視点のような。

これを強みとすれば、たとえば昆虫を題材とした子供向きの科学的な動画を作るには最適ですので、ぜひ、ご参考にしてください。
どこかの科学館みたいなところで、ぜひ、このアイデア、ご活用ください。