ピンタレストとは、写真のブックマークを主な役割としたサイトです。
ここには、参加者同士が文を書いて言葉を交わすことは少なく、社交的なサロンも無いです。
だから人間関係を気にすることはないようです。
しかも、アップロードする場も無いので、他でアップロードしているものをピン止めして、ブックマークを付けることが、ここでの作業。
ユーザー自らもピン止めしながらそれらを見ます。
そうして、自分のお気に入りのものばかりのページを作っていく……。
重ねて言いますが、人との交流を気にすることはありません。
「ツイッター疲れ」や「フェイスブック疲れ」の人には最適です。
ブログみたいに大量にテキストを書かねばならない、なんてことはいっさいありません。
ある意味、楽チンです。
しかも、美しい写真ばかりのように見える、工夫されたレイアウトです。
こうしたテイストなので、参加者は知人との交流を気にすることなく、さまざまなお気に入りを存分に眺めることができます。
しかも、もっと詳細に見たければ、ダイレクトに発信元へ飛んでいけるという状況です。
これ、発信者側にとっては自社のWebサイトへユーザーが来てもらいやすい環境だと言われていて、ビジネス利用としてもアメリカでは大いに増加しているようです。
ですが、ファッションとか女性向きのものが多いなあ、と思うのですが。
カタログ雑誌の電子版か?
ファッションや洋服の姿を見せるためなのか、基本が縦の写真が良く見えるようなレイアアウトだし……。
ただし、大手アパレルだけではなく、個人の手作り品の販売にも適していて、アメリカでは、ハンドメイド作家たちがせっせとアップロードして取り引きのきっかけとして活用しているそうです。
ですが、大手広告代理店の奮闘むなしく、日本では客層が合わないのではないか、という意見もあります……。
始めたばかりなので、もう少し研究が必要です。
以下はピンタレストでのゼルコバムービーズです。
このピンタレストの上でで、地域情報の発信、なんてことは、はたして成立するのでしょうか?