写真は、以前撮影した、ころぽっくるという愛称で呼ばれている清瀬市児童センターの建物です。
HDRという発色を加工する手法で表現してみました。
もともとガラス張りの作り物めいた建物なのですが、HDR写真にすることによって、精密絵画を描いたみたいになりました。
プラモデルの箱に描かれている完成したところの絵のようです。
ところで、この、ころぽっくるを会場にして、来る3月14日(土)、子供や親子づれでも楽しめる防災イベント「イザ!カエルキャラバンきよせ」が行われます。
お昼頃からはじまるので清瀬市の方、新座、所沢、東久留米など近隣市の方、ぜひ、どうぞ!
写真はだれもいないところを撮影したものですが、3月14日(土)は、子供がたくさん、大人もたくさん、とてもにぎやかになるはずです。
ところで、本来、こうした建物の写真というものは、原則的に水平レベルをきっちり厳密にしなければならないのですが、この写真は、試行的に、すこし右を下げています。
これによりやや左にある塔の存在感を強めようとしました。
ネットでの、そのときだけ瞬間的に見る写真は、こういうふうにわざと印象的にしても良いかなとも思いますがあまりおすすめできません。
紙媒体では、こうした水平レベルが片側に寄った写真は絶対失格です。見た者が不安感を感じてしまいます。
そういう意味ではちょっとダメな写真です。
ところで、HDRとは、ハイダイナミックレンジの略です。通常の肉眼やカメラのフィルムあるいは撮像素子は、明るいところか、あるいは暗いところ、ある明るさのを中心的な帯域にして視認しようとします。
ですが、HDRはこの帯域を意図的に広くカバーしようとする技術です。
音域にたとえれば、鍵盤数の少ないおもちゃのピアノではなく、
とてもつもなく鍵盤の数が多いピアノのような……。
この技術の応用すると、派生的に絵画風のタッチに写真を仕上げることができ、面白い効果となります。
HDR写真については、以前、研究しながらたくさん作ったので、今後もブログで見ていただきながら解説してみたいと思います。
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