2016/11/12

池の生き物救出イベント、東京都清瀬市の金山調節池で初めての試み「掻い堀り」が11月14日(月)に実施されます。

清瀬の自然を守る会の複数の方々より情報をいただきました。

東京の北多摩の浜離宮とも言われる(?)清瀬市の柳瀬川、金山調節池で、いわゆる「掻い堀り」が11月14日(月)に行われます。

井の頭公園の掻い堀りが有名ですが、掻い堀りとは、池や貯水池の水をいったん無くしてしまって、清掃などをすることなのだそうです。

清瀬の自然の守る会の方々によれば、これに合わせて、在来種を捕獲し、救出するのだそうです。

ただし、この「掻い堀り」は初めてのことだそうなので、どうなることか、あるいは池の中からどんなモノが出てくるのは、いろいろ未知数なのだそうです。

なにしろ広大な池なので、「掻い堀り」が成功するのか?
(内心、無理だよ、そんなこと、と思っている私……。)

掻い堀りの作業については、井の頭公園での作業を行った方々が行います。

清瀬の自然を守る会では、ここで捕獲して生き物を現場で展示(?)するかもしれないそうです。

作業の補助にかかわるボランティアの方も募集しています。

見学・見物だけでもよいそうです。

重ねて言いますが、なにしろ初めてのことなので、どんなことになるやら……。
清瀬の自然を守る会の人たち、すこしドキドキワクワク、ちょっと興奮気味。

ゼルコバとしては、なんとか都合をつけて、この様子の撮影に出動したいと思っています。

【清瀬の自然を守る会の情報より引用】
11月14日(月)金山調節池生き物救出イベント
金山調節池の掻い堀りに伴う生き物救出作業を行います。多くの方に作業を
お手伝いいただき、在来種を救出出来るようにしたいと思います。
  開催場所:金山調節池下池  雨天時翌日(15日)
時間 午前10時から12時    集合場所:金山公園入口
持ち物:飲み物・タオル・帽子・手袋・長靴
*小雨の時は事務局へお問い合わせを(7~8時の間に)

【清瀬の自然を守る会よりメッセージ】
金山調節池「生き物調査」(かいぼり)の実施

2016年11月14日(月)に、金山調節池に堆積した泥土を取り除く工事を、東京都がすることになりました。
この工事はビオトープの生息環境を改善するための工事です。
この工事に先立ち生き物調査を行い、池の中の動物たちを捕獲(かいぼり)して、生息状況を調べます。
多くのボランテアの手を借りて魚の種類、カメ類、トンボの幼虫、エビの仲間など多くの動物を捕獲し、分類し、水槽で観察後、上池に保護します。
そこで、私たちは魚とり、分類、上池に運ぶ、記録をとるといった手伝いをします。

池に入らなくても、作業に加わらなくても、お手伝いする仕事は、いろいろあります。
平日のため、年長者の方の参加を期待しています。

見学や観察だけでも良いです。
魚とりに参加する人には、長靴、軍手を用意しています。

お茶出しをしてくれる方も募集しています。
ぜひ、ご協力をお願いいたします。

集合場所 金山調節池奥の広場(東京都清瀬市・柳瀬川沿い)
時間 午前10時から12時まで

お茶、おやつは用意します。

清瀬の自然を守る会




この写真はかいぼりではなく、金山調節池の清掃の様子。
清瀬の自然を守る会による作業です。

以下の動画には、少し、金山調節池の様子が出ています。



【追記 開催当日の様子 2016年11月14日(月)】



認定NPO法人生態工房の方々の指導のもと、おいこみをしている途中。魚を一箇所に追い込んで捕獲します。


おいこみの最後。かなり追い込んできました。はたしてこの中に大物の魚はいるのか?


今回、捕獲されたさまざまな魚たちを、休憩所の隣接する場所で展示しました。
散歩する人たちも見物していました。


これはイシガメ。絶滅が危惧されている種だそうです。
背中が黄色い。


なんども繰り返し、追い込みを行い、魚たちを捕獲します。
捕獲した在来種は上池に放流します。


2016年11月14日(月)の様子を動画にしました。
池のかいぼり(生き物調査)の様子 金山調節池 東京都清瀬市2016年11月14日(月)
金山調節池の「生き物調査」(かいぼり・掻い掘り)の様子です。
東京都清瀬市の柳瀬川沿いの金山調節池です。

東京都北多摩北部建設事務所、認定NPO法人生態工房、金山調節池ワークショップ、清瀬の自然を守る会、鈴木土建株式会社、市民有志の方々の協働により行われました。

水の生き物を捕獲するための「追い込み漁」のような作業も撮影しました。
とても大きなコイや、とても大きなブラックバスがいました。
今ではとても珍しいイシガメもいました。



https://youtu.be/Qv7wKeKqmDI