これって、いまさら感というより、記事に、ちょっと意外感があるのではないか?
本年、2016年に宣言して、実現はなんと14年後だ。
そんなに困難だったのか!
さまざまな技術的課題の解決には14年も必要とするのか?
それに比べてアメリカはすごい!
1961年にケネディ大統領が1960年代中に人間を月に到達させると宣言し、およそ9年で実現させちまった!
1969年7月20日、宇宙飛行士ニール・アームストロングおよびバズ・オルドリンがアポロ11号で月面に着陸し、地球に帰還したんだ。
月面着陸は、今からおよそ50年前の出来事だったのです。
でも、これ本当? 首をかしげてしまう。
60年代のアメリカのロケット技術より、現在のロシアの技術力がダメなのか?
そんなことはない。
現在、国際宇宙ステーションへの有人宇宙船は、行きも帰りも、ロシアのソユーズ宇宙船しかない。
アメリカ人だって日本人だって、宇宙飛行士はみんなロシアの有人宇宙船を使うのです。
そんなロシアがだよ。このたび、月への有人の計画は14年かかるといっているのです。
重ねて言うが、60年代のアメリカは9年でそれを成し遂げた。
【これは、1961年にアメリカのロケット開発関係者で描かれたイメージ図。ほぼジュールベルヌのSF小説の世界観ですね。今時の中学生のほうがよっぽどメカっぽく描けるのではないかなあ】
だいたい、60年代のコンピュータなんて、現代のスマホより性能が劣るし……。
制御技術、素材技術だって、もう、比べようがないくらい進歩してるはずだし。
これってエイプリルフールの悪い冗談なのか?
これはいったい、どういうことっ?
専門家の人たち、みんな知ってるんでしょ。本当のこと……
教えて!