清瀬市の市民活動団体、川づくり・清瀬の会が、このたび記念誌的な書物を作るとのことで、清瀬市内の大勢の偉い方々に混じり、恐縮ながら私も依頼をいただいてしまいました。
とは言っても、2012年にJA農協関連の出版社の児童向け月刊雑誌「ちゃぐりん」の依頼を受けて執筆した短篇小説に少し手を加えてそ掲載してもらうことにしました。
季節は彼岸花の咲く頃、柳瀬川の左岸と右岸を「彼岸と此岸」に見立て、マラソン大会に向けて柳瀬川の土手で孤独に練習する少年が出会う不思議を物語にしました。
少年は向こう側の岸の土手で見慣れない少年が自分と同じように走っていることを発見し、毎日練習のたびに見かけるたびにだんだんライバル視していきます。
けれどもなぜかシンパシーを感じ、仲良くなりたいとも思います。
思い切って話しかけようとしたとき奇妙にも姿が消えてしまいます。
実はその人物の正体は!
そんなショートストーリーです。