2015/08/18

JA(農協)系の関連出版社、家の光協会が発行している児童向け月刊誌「ちゃぐりん」の原稿のゲラが出来てきた!

8月の締め切りになんとか間に合わせて書き上げた短篇のレイアウトのゲラが出来てきたので、見直して返送しました。

この掲載誌は、JA(農協)系の関連出版社、家の光協会が発行している児童向け月刊誌「ちゃぐりん」です。2015年11月号に掲載されます。

お話は、タイムスリップもので、母親とケンカして家を飛び出た少年が、いつもの公園で野球選手を目指す不思議な女の子と出会い、キャッチボールをするのですが、実はその女の子は子供の頃の母親だった、という筋立てです。

ちゃぐりんでは、前々回の短篇では子供の頃の自分の父親と出会う少年を書いたので、今回は母親です。
どっちもスポーツがらみで、前々回は市内マラソン、今回は野球です。

自分と同じ年頃の肉親と出会いというアイデアを二度も使ったのは、使い回しのそしりを受けそうですが、私としては今後も何度も使いたいほどの魅力的なアイデアです。

ところで、今回、われながら出来のよいショートストーリーに仕上がりました。
ちゃぐりんを定期購読している、お子様たち! 乞うご期待!

写真はLinuxのLubuntuというOS上のソフトウエアでpdfファイルを見ているところ。
原稿を書いているだけならば、中古のノートパソコンの性能でまったく問題無し。


参考までに、これは2015年9月号の雑誌ちゃぐりんの表紙

ところで、もう10年以上前になるでしょうか、当時の担当編集者の方が、ちゃぐりんは、日本で唯一の児童向けのちゃんとした総合雑誌です、と言ってのけ、他と違ってわれわれは真に子供のために雑誌を作っているんだ、という心意気に感銘した覚えがあります。
当時は、小学○年生という名の付いた雑誌が、学年別学習雑誌というポジションながら、ことごとく子供向け商品とかのカタログ的な雑誌になってしまっていたことを意識してのことかもしれません。
これら、「学年別学習雑誌」は、のちに、『小学一年生』と『小学二年生』以外は、廃刊となりました。
これは子供に寄り添い過ぎたのではなく、タイアップとか販促とかの理屈に寄り添い過ぎたあげくの衰退なのではないかと思っています。