書籍『AIの衝撃 人工知能は人類の敵か』は新書として講談社から2015年3月の発行された新しい本ではあるけれど、技術の進歩が激しくて、2016年1月に今では、とりまく状況が変わっているのかもしれない、などと妄想を膨らます。
2045年にシンギュラリティに到達して、コンピュータが人間に反乱を起こす、みたいなシナリオを、この本に期待していたのだけれど、いい意味で裏切られた。
直近の目の前のIT企業のトレンドの根幹にこそ未来を見通すヒントがあるのかもしれないとも思った。
とくに、グーグル、アマゾン、アップルの向かおうとしているひとつに、人工知能とロボットを道具としてマーケティングであることの記述はなかなか興味深かった。