2017/09/20

四年に一度だけ! 珍しい東久留米市南沢の獅子舞がいよいよ来月開催されます!

東京都東久留米市の南沢で、四年に一度のお祭り「南沢の獅子舞」が、いよいよ来月、平成29年10月に行われます。

この獅子舞は東久留米市の伝統的なお祭りです。
東久留米が、昔、村だった頃、江戸時代、五穀豊穣を願い、この祭りが行われていたと言われています。

獅子舞のほかにも、山の神、太刀つかい、世流布(歌舞伎の「しばらく」の真似事芸)、神楽のおかめひょっとこ、そして、現在たいへん珍しいと言われている伝統的な万歳も演じられます。

「東久留米南沢の獅子舞」の開催日程(平成29年)
 開催日時 平成29年10月8日(日)
  午後2時ごろ 南沢氷川神社 東京都東久留米市南沢3-5-8
  午後7時ごろ 多聞寺 東京都東久留米市本町4-13-16
  いずれも西武池袋線東久留米駅から徒歩20分くらい
  いずれも東久留米の落合川の近くです。そばには湧き水の出る泉もあります。
※なお前日の7日(土曜日)午後7時ごろ 多聞寺で、前夜祭の「揃い獅子」も行われます。

以下は四年前(平成25年(2013年))の東久留米南沢の獅子舞の様子です。
最後に記録動画もあります。


世流布(歌舞伎の「しばらく」の真似事芸)です。


次に登場したのは、おかめとひょっとこです。二人は逢い引き中。ちょっと色っぽいしぐさをします。けれど、なんだかひょうきんな仕草なので、観客の子供たちも大笑い。


雌の獅子が現れます。おかめひょっとこの逢い引きに刺激されて、興奮しています。
それを山の神がなだめています。


そこへ雄の獅子が現れました。
雌の獅子と意気投合しそうですが、もう一匹の獅子が現れます。
つまり、一匹の雌を二匹の雄が取り合うということになってしまいます。
二匹の雄は、自分こそがすばらしい獅子であることを誇示します。
太鼓をドンと叩き、すぐに勢い良く走る姿は、本当に勇壮です。


三匹が舞い踊ります。


最後は正面に向かって、三匹なかよく舞います。


獅子舞が終わったあとも、まだ楽しみがあります。
古くからある形式の「まんざい」が、こっけいな仕草で観客を笑わせます。
まんざいの最後には、たくさんの「おひねり」が舞台に投げ込まれ、それを拾う仕草もとても面白いです。


【動画】東久留米南沢の獅子舞LionDance この映像は平成25年10月に行われたものです。
どうぞご覧ください。音声もとてもすばらしいものです。

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