2016/01/02

速報、お正月、清戸道・目白通りを歩く 帰宅困難者の旅 清瀬市から豊島区雑司が谷まで徒歩行脚

毎年、お正月恒例かもしれない。清戸道の旅。
本日(2016年1月2日)、午前中から東京都清瀬市の自宅を出発し、清瀬から雑司が谷までの江戸時代の古道、清戸道をひとりで歩きました。

中野哲学堂に寄り道して、ちょっと哲学にふけりましたので、総行程25キロメートル。約6時間の旅でした。疲れた!

この間、写真を撮影するために立ち止まることはしましたが、休憩せず、食べず、飲まず。
食べたり飲んだりしたら、逆にバテていたかもしれません。

帰路は西武池袋線利用。
およそ30分。6時間歩いた距離を30分で帰るなんて!

江戸時代の清戸の農家の人は、日の出前に出発して、お昼に雑司が谷の到着し、野菜を売り、帰路は江戸の町人の栄養たっぷりの下肥を運んで村に帰ったそうです。

現在、清瀬市の多くの方々はこの道のことをご存知ないようですが、私はここに住む者として誇りに思っています。
清瀬が誇る、江戸時代の農とリサイクルの循環型社会を象徴する道でもあります。

練馬区と文京区の教育委員会は、ちゃんとこの道の価値を見出して、立て札を作っています。
清瀬の清戸村から雑司が谷の清戸坂(清戸に向かう坂として、今でもそこにその名があります。日本女子大の裏の坂です)


本日、歩いた行程。およそ、江戸時代の農家の方々が歩いた道と同じと推測される道。なるべく古くからの寺社がある古い道を歩いた。
目白通りは、江戸時代、目白通りとは言わず、清戸道と呼ばれていたのです。

 練馬区教育委員会により建てられた清戸道の立て札。
同じような立て札が、練馬年金事務所近くの路上の祠にも設置されている。


練馬のガスタンク。災害時、帰宅困難者は、このそばを通るべきか?
ころりんと転がりそう。


 
途中にある中野哲学堂。東洋大学創設者、妖怪博士井上円了先生が作ったスピリチュアルなパワースポット! 入場無料!


目白通りと不忍通りのT字路が清戸坂。清戸(現在の清瀬市)に向かう坂です。
現在は、ゆるやかな坂ですが、江戸時代は急坂だったようです。
このあたりに力自慢の男たちが立っていて、遠くから来た農家の坂の上り下りの手伝いをしたそうです。


この立て札の後ろは日本女子大の校舎です。


【今回の主な行程】清瀬--東久留米黒目川--新座栗原交差点--野寺小学校前--四面塔稲荷前--大泉諏訪神社前--大泉学園繁華街--練馬年金事務所前--谷原交差点--練馬総合体育館-練馬ガスタンク--練馬区役所前--豊玉陸橋--セゾン本社前--中野哲学堂--自性院、猫地蔵前--山手通り交差点通過--目白駅--学習院前--不忍通りT字路--清戸坂(日本女子大学裏)--雑司が谷鬼子母神--池袋駅--西武池袋線にて清瀬駅へ帰宅


およそ1年前……。
「池袋雑司が谷から清瀬市まで24kmの徒歩旅行」の詳細 2015年2月25日実施
http://ohirome.blogspot.jp/2015/02/km.html


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